生後3 ヶ月 赤ちゃんの発達とマイルストーン
生後3 ヶ月になると、赤ちゃんは成長と発達の新しいサインを見せ始めます。 この時期、多くの親がどのようなマイルストーンが一般的で、どのように赤ちゃんの成長をサポートすれば良いのかを考えます。 生後3 ヶ月の一般的なマイルストーンには、頭のコントロールの向上、社会的な微笑み、注意力の向上があります。また、赤ちゃんは以下のことも始めるかもしれません。
目で動く物を追う
手を口に持っていき、指で探る
クークー音を出し、知っている声に反応する
うつぶせのときに少し押し上げる
顔や明るい色に興味を示す。
これらの初期の成果は、将来の運動、認知、感情の発達の基盤を築きます。 赤ちゃんはそれぞれのペースで成長しますが、何を期待できるかを知ることで、成長をサポートし、早期に潜在的な問題を特定するのに役立ちます。以下のセクションでは、各マイルストーンを詳しく探り、生後3 ヶ月の赤ちゃんの成長を促すためのヒントを提供します。
赤ちゃんの成長
生後3ヶ月の赤ちゃんは、ますます成長と発達を続けます。 赤ちゃんは自分の体や周りの世界に興味を持ち始め、日々新しい発見をしています。生後3ヶ月の赤ちゃんがどのように成長し発達しているのか、一緒に見ていきましょう。
身体的な成長:生後3 ヶ月の赤ちゃんの平均的な身長と体重
赤ちゃんの骨や筋肉が発達して、ぐんぐん成長してきます。 体を伸ばして、もうこんなに大きくなったんだよって、見せてくれるでしょう。 平均して、赤ちゃんは1ヶ月で身長は約2. 5〜3. 8cm伸び、体重は約680〜900g増えます。 赤ちゃんの成長スピードはそれぞれ違うので、心配しないでくださいね。 厚生労働省の資料「平成22年乳幼児身体発育調査の概況について」では、生後3ヶ月の目安は男の子は身長約57. 5~66. 1cm、体重は約5. 12~8. 07kg、女の子は身長56. 0~64. 5cm、体重4. 84~7.53kgとなっています。
生後3ヶ月の赤ちゃんの理想的な体重が気になりますか?上に書いたように赤ちゃんの成長のペースは異なりますが、一般的な目安を知っていると安心できますね。 生後3ヶ月の赤ちゃんの成長を確認するには、赤ちゃんの成長チャート計算機 がお役立ち。 生後3ヶ月の赤ちゃんの平均的な体重と身長をチェックしましょう。パンパースが成長チャートの読み方を詳しくご説明します。
身長や体重などの赤ちゃんの成長で心配や質問があれば、かかりつけのお医者さんに相談しましょう。お医者さんは乳児健診などの定期健診で、成長チャートを使って、赤ちゃんが健康的に育っているかを確認します。
生後3 ヶ月の赤ちゃんの手先の発達
生後3ヶ月の赤ちゃんは、次第に体の動きを意図的にコントロールできるようになります。 生後3ヶ月になると、頭や手足を意図的に動かし始めます。これまで反射的な動きだったものが、意図的に動かすようになります。
生後3ヶ月には、約半数の赤ちゃんは首がすわるようになります。 首が強くなるので、自分で頭を持ち上げることができるようになります。 うつぶせにした時に頭を持ち上げて、人や物を目で追ったり、周りを見回すことができるようになります。手と目と手が協調的に運動するようになり、近くのおもちゃに手を伸ばしたり、動きを目で追ったりする様子を見ることができるようになります。
赤ちゃんと一緒に少し遊んでみましょう。 赤ちゃんを寝かした状態で、赤ちゃんの腕を上に高く上げたり、前に伸ばしたり、腕の運動をしてみましょう。 また、足を少し上げた状態で足の裏を手のひらで支えます。 軽く押してあげると赤ちゃんがキックで押し戻そうとします。赤ちゃんの反応を見ながら、無理のない範囲で試してみましょう。
赤ちゃんの運動能力や協調性を高めるために、遊びを通じて様々な動きをさせましょう。 うつぶせ遊びの時間を作ったり、握りやすい大きさのおもちゃで遊ばせたりしましょう。 また、プレイジムもおススメです。寝た状態で、おもちゃに手を伸ばしたり、足でキックをしたり、と運動能力と身体の発達をサポートしてくれます。
赤ちゃんの手も力強くなります。 物をつかんだり、指を動かしたりするのが上手になっています。 握っていた手を広げたりすることができるようになります。 ガラガラなどのおもちゃを与えると、握ったり、振ったりするようになります。 口に持っていくこともあります。 この時期の赤ちゃんは、腕の動きをコントロールする力がついてきます。 生後3~4ヶ月には興味を持ったものに手を伸ばしたり、触れたりできるようになります。特に手を口に持っていくことが増えるので、周りにあるものには注意が必要です。
知覚的な発達:視力、聴覚、コミュニュケーション
生後3 ヶ月の赤ちゃんは、日々たくさんの新しいことを吸収しながら、少しずつ学んでいます。 生後3 ヶ月になると視力が向上するので、周りの世界をより理解するようになります。 「生後3 ヶ月の赤ちゃんはどのくらい見えるの?」と疑問に思うかもしれません。 生後3~4ヶ月の赤ちゃんの視力は0. 04~0. 08程度と考えられています。 30cm以上離れたところにある物も見えるようになります。 赤ちゃんが一番見たいものは、もちろんママやパパの顔ですね! また、赤ちゃんは渦巻きや円形の模様にも興味を持ち始めます。人の顔を見て笑ったり、動くものをゆっくり目で追ったり、見たいものに焦点を合わせたりします。
赤ちゃんは周囲の世界を理解し始めると、物や音、人に対して興味を持ち始めます。 親しい人の存在が分かり、身近な人の顔が分かるようになります。 あやされると声を出してはしゃぐこともあります。認知発達が進み、より多くの刺激に反応するようになります。
周囲の親しい大人が分かるようになり、ママやパパの声を聞くと、安心感を感じます。 泣いた時にママやパパがあやすと、安心して笑顔になります。 声のトーンやリズム、特定の言葉に込められた意味を少しずつ理解し始めています。ママパパの声のイントネーションを真似しようとすることもあります。
赤ちゃんは、コミュニケーションが二項関係、自分と他者が作っていくものだと気づき始めています。 赤ちゃんのクーイングに反応してあげましょう。 笑顔を見せたり、ママパパの読み聞かせや歌を楽しんでくれるようになります。優しい声かけや歌、本の読み聞かせ、そして周囲の優しい目線や笑顔を通じて、赤ちゃんは情緒の安定や人との関わり、周囲への関心を育んでいきます。
行動の変化:初めての会話
赤ちゃんの個性や特性が作られていくのを見るのは、親にとっての大きな喜びですね。 赤ちゃんが笑ったり、親の声に反応する姿を見たことがありますか?本当に嬉しい瞬間ですよね! 赤ちゃんは遊びの時間をとても楽しんでいるはずです。 顔や体全体で楽しいと言う喜びを表現しています。 この時期、赤ちゃんはママやパパの動きや表情、声を真似し始めるかもしれません。 なので、赤ちゃんにたくさん話しかけてあげましょう。 ただ、その兆候が見られなくても心配しないで大丈夫です。赤ちゃんはそれぞれのペースで成長と発達をしていきます。
生後3ヶ月の赤ちゃんは、笑顔や声、ジェスチャーを使ってコミュニケーションを取り始めます。 赤ちゃんの目を見ながら、しっかりと反応してあげましょう。 反応に対して自分の意思で笑顔を見せたり、意識的に声を出すようになります。これらのやり取りを通じて、周りの大人や兄弟、他の子どもたちへの興味を持ち、信頼関係と自尊心を育てます。
赤ちゃんは成長するにつれて、空腹や不快感などのニーズを泣き声で伝える方法を学びます。 一方、親も泣き方で赤ちゃんが何を求めているのかを理解するようになります。赤ちゃんのニーズに適切に対応することで、赤ちゃんを安心させることができます。
生後3 ヶ月 赤ちゃんとできる遊び方
お医者さんや保健師さんは、生後3ヶ月の赤ちゃんの成長をサポートするための遊び方や接し方についてアドバイスをくれるでしょう。 サポートすることで、赤ちゃんが寝返りを打ったり、座ったり、頭を持ち上げる力をつけるのに役立ちます。ママパパが赤ちゃんと遊ぶことで、赤ちゃんは様々な刺激を受け、認知機能や知覚の発達が促される嬉しい効果があります。
生後3ヶ月の赤ちゃんの発達や成長を促進する遊びや方法をご紹介します。
うつぶせの練習をしましょう。 うつぶせ遊びをすることで、首や肩の筋肉が鍛えられます。 また、運動能力を発達させると言う嬉しいメリットもあります。 寝返りやおすわりをするために、これらの筋肉が重要な役割を果たします。 生後3 ヶ月の赤ちゃんのうつぶせ時間は?授乳後、1時間ほどは避けて、機嫌のよい時にうつぶせ遊びの時間を作りましょう。 まずは無理なく、短い時間から試します。 1日合計20〜30分ぐらいを目標として、慣れてきたら、少しずつ時間を伸ばしていきます。 嫌がるようであれば、まずはやめて、その後に繰り返し試してみましょう。 うつぶせ遊びは必ずしもしなければならないものではありませんが、うつぶせ遊びをすることで、腹筋や背筋、首や背中の筋肉が強くなります。 バランス感覚が身につきます。これらの筋肉は、ずりばいやおすわり、ハイハイや手で体重を支えるなどの赤ちゃんのこれからの発達にとても大切です。
手と目の協調を促進しましょう。 生後3 ヶ月の赤ちゃんの成長を楽しくサポートするには、赤ちゃんに小さなおもちゃやガラガラを持たせてみましょう。 おもちゃに触れると持続して握れるようになります。また、手に触れたものに目を向けることができるようになります。
視覚の発達を助けましょう。 この時期には、赤ちゃんの視力や色の識別能力、物を追う力が発達していきます。 カラフルで派手な色、明るい色や動くおもちゃ、仕掛け絵本などを使って、赤ちゃんに新しい色やパターン、テクスチャを体験させてあげましょう。この時期には動く物を目で追ったり、 自分の手を見つめたり、人の違いがわかるようになります。
毎日赤ちゃんに本を読みましょう。 赤ちゃんに読み聞かせをすることで、言葉の発達に繋がります。 また、読書や学びなどの知的好奇心を促すきっかけにもなります。寝る前に読み聞かせをすることで、赤ちゃんをリラックスさせて、安心感を与えることができます。
赤ちゃんに話しかけましょう。 赤ちゃんと一緒に過ごす時間には、優しく名前を呼びかけたり、おむつ交換やお風呂の際に何をしているかを話してあげましょう。 赤ちゃんは表情や態度で反応してくれることがあるはずです。 反応したら、楽しいね、気持ちいいね、などと笑顔で応じてあげましょう。 まだ意味のある会話はできませんが、さまざまなことに興味を持ち始めています。 言葉がけを意識することで、将来の言葉の発達に繋がります。意味のある会話のコミュニケーションはまだ先ですが、色んな事に興味を持つ時期です。
赤ちゃんの合図に注意を払いましょう。 赤ちゃんが空腹や疲れを感じたときは、すぐに反応してあげましょう。 例えば、手を口や顔に持ってきて吸うような形で口を動かし始めたら、おなかが空いているのかもしれません。 ぐずっている時は、疲れていている、不快なことがあるサイン。 ママパパの優しい対応が赤ちゃんを安心させてくれます。赤ちゃんの様子に注意してあげましょう。
赤ちゃんとのスキンシップを大切に。 生後3 ヶ月の赤ちゃんには、抱っこやスキンシップが大切です。ママパパが赤ちゃんに話しかけたり、笑いかけたり、優しく反応することで、赤ちゃんは自分の意思が伝わっていることを感じ、安心感と愛情を感じるようになります。
生後3ヶ月の赤ちゃんができることの目安?
生後3 ヶ月の赤ちゃんとの毎日は、新しい発見の連続です。 昼夜の区別がつくようになり、生活リズムが段々と整ってきます。授乳や睡眠、入浴、遊びの時間を工夫しながら、毎日を楽しく過ごしましょう。
赤ちゃんの成長や発達のスピードには個人差がありますが、目安として生後3ヶ月にはしっかりした動きをするようになります。 運動機能が発達し、手と目の協調性が発達します。 コミュニケーションを取ることで社会性を身につけていきます。生後3 ヶ月の赤ちゃんの授乳やおむつ交換の頻度、睡眠サイクルの目安を詳しく説明しています。
生後3 ヶ月の赤ちゃんが食べる量
生後3ヶ月にもなると飲む力がつくので、これまでの時期と比べると、1回あたりの飲める量が増えます。 そうなると、授乳の間隔が空くので、授乳の回数が減ってきます。母乳だけの赤ちゃん、ミルクだけの赤ちゃん、両方を飲む赤ちゃんのいずれも、1回の授乳で多くの量を飲めるようになります。
生後3 ヶ月の赤ちゃんは、どれぐらいの回数でどれだけの量を飲むのでしょう?生後3ヶ月になると胃が大きくなるので、1回あたりの飲める量が増えてきます。 母乳だと1日8~10回、ミルクの場合は6回ぐらいを目安としましょう。 授乳の間隔は1~3時間程度が目安です。 ミルクの場合は、3時間ほど授乳間隔を開けましょう。1回の授乳の時間は、母乳の場合は左右15分くらい、ミルクの場合は1回160ミリリットル程度を目安としましょう。
授乳回数や授乳間隔、飲む量は赤ちゃんによって異なります。体重が順調に増えていれば、まずは心配しなくても大丈夫でしょう。
生後3 ヶ月の赤ちゃんのおむつ
赤ちゃんの母乳やミルクの量は足りている?おむつの状態を確認することで、足りているかどうかが判ります。 おむつがしっかりと濡れていれば、心配することはないでしょう。 生後3ヶ月の赤ちゃんのうんちはどろどろ状で、排便の回数は減ってきます。 生後3ヶ月の赤ちゃんはどれくらいの頻度でうんちをするのか、またどれくらいの期間、うんちが出なくても大丈夫なのか、気になりますね。 新生児の頃は排泄機能が未熟なので、授乳のたびに便をしていたかもしれませんが、生後3ヶ月になると一度にたくさんの尿を膀胱に溜めることができるようになり、 直腸のところで便のかたまりがつくれるようになって、回数も減ってきます。生後3ヶ月になるとうんちの回数は1日に1回、または2〜3日に1回程度になることがあります。
生後3ヶ月の赤ちゃんの1日あたりのおむつ交換頻度は?気になりますね。目安として、1日6~8枚程度のおむつを使っていれば、しっかり栄養を取っていると考えてよいでしょう。
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生後3ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間
赤ちゃんが3ヶ月になる頃、睡眠パターンに変化が出てきます。 昼間にしっかり食べるようになるので、夜の授乳が少なくなります。この時期、気持ちよく赤ちゃんが寝ているのであれば、夜間に授乳のためにわざわざ起こす必要はありません。
生後3ヶ月の赤ちゃんはどのくらい昼寝をするのが理想的でしょうか?生後3ヵ月にもなると、昼間に2~3回ぐらいお昼寝をして、夜にはまとめて眠る赤ちゃんもでてきます。 夜に5~6時間ほどまとめて眠る赤ちゃんが増えてきますが、全ての赤ちゃんに当てはまるわけではありません。 もちろん、夜に起きてしまう赤ちゃんもいます。 睡眠時間には個人差があります。心配しなくても大丈夫です。
生後3 ヶ月の睡眠退行について
せっかく赤ちゃんの睡眠サイクルが整ったと思ったのに、再び不規則な状態に戻ってしまうことがあります。 これは睡眠退行と呼ばれ、生後3~4ヵ月頃に現れることがあります。 睡眠退行では、赤ちゃんが頻繁に目を覚ましたり、夜中に起きたり、寝つきが悪くなることがあります。 新生児の時期には1〜2時間ごとに寝たり起きたりを繰り返した赤ちゃん。 頻繁に目を覚ますのは不思議ではありません。 生後4ヶ月頃になると、赤ちゃんは昼夜の区別がつくようになり、昼間に長く起きて、夜は眠るように睡眠サイクルは変化していきます。この睡眠バランスの変わり目が不安定なので、睡眠退行が起こることがあると考えられています。
ママパパと赤ちゃんの両方にとって快適な睡眠サイクル が作れるのが理想です。赤ちゃんを上手に寝かしつける方法をご紹介します。
寝る前の習慣を作りましょう。 絵本を読んだり、子守唄を歌ったり、優しくマッサージをして、リラックスできるようにしましょう。これらの習慣を取り入れることで、赤ちゃんは安心してぐっすり眠れるようになります。
赤ちゃんを落ち着かせましょう。 赤ちゃんが寝る前に少しぐずったり、声を出したりするのはよくあることです。落ち着くまでに、少し時間を与えましょう。
不要な刺激は与えない。 夜に赤ちゃんが目を覚ましたら、静かに対応しましょう。部屋の明かりを暗くし、授乳やおむつ替えの際は話しかけたりせず、赤ちゃんが再び眠れるようにしましょう。
睡眠中の安全を確保しましょう。安全で安らかな睡眠のために、SIDS(乳幼児突然死症候群)のリスクを減らすために、赤ちゃんを次のように寝かせましょう。
赤ちゃんを仰向けに寝かせる
自分のベッドで寝かせる
ベビーベッドのマットレスは硬いものを
部屋の温度に合わせた服装を
必要に応じておしゃぶりをする
生後3 ヶ月の赤ちゃんの健康状態
生後3ヶ月の赤ちゃんがかかりやすい病気には、以下があります。
下痢。 1日に何度も水のようなうんちが出る、おむつからはみ出すのであれば下痢の可能性があります。 うんちのついたおむつをお医者さんに見せると、お医者さんは判断がしやすいですね。いつから始まったか、回数、食欲はあるか、赤ちゃんの状態など、症状を伝えましょう。
耳の感染症。 急性中耳炎や外耳炎など、耳の中で感染を起こすことがあります。 赤ちゃんが急に不機嫌になったり、発熱したり、耳だれや耳を痛がっているのが特徴です。赤ちゃんの様子が気になる時には、お医者さんに診てもらいましょう。
発疹や湿疹。 生後3ヶ月ぐらいまでは、皮脂分泌が盛んな時期です。 皮膚のバリア機能が未熟なので、皮膚トラブルが起こりやすいです。 赤ちゃんの頭皮やおでこ、眉毛や鼻の周りなど、皮脂の多い部位に黄色の油脂性の厚いかさぶたや発疹ができることがあります。 これは「乳児脂漏性湿疹」と呼ばれ、赤ちゃんの皮脂の分泌が多いことが原因と考えられています。湿疹が長引く、かゆみが強い、顔以外の部位に他の湿疹が出てきたり、乾燥がひどくて皮がむけるなどの場合は、お医者さんに診てもらいましょう。
吐き戻し。 赤ちゃんが授乳後やげっぷの後に少し吐くのはよくあることです。 鼻と口はつながっているので、鼻からも母乳やミルクが出てくることがあります。授乳中に機嫌が悪い、何らかの病気の症状が見られる場合は、お医者さんに診てもらいましょう。
ベビーマッサージ
赤ちゃんの健康促進、愛されていると言う安心感や幸せな気持ちでいっぱいにするために、遊び以外にできることはあるのでしょうか?そんな時にはママパパと赤ちゃんの絆を深めてくれる、乳児マッサージがおススメです。赤ちゃんがリラックスするだけでなく、親子の絆を深めてくれるメリットがあります。
ベビーマッサージについてはお医者さんが色々なアドバイスをくれるでしょうが、難しいものではありません。自宅でできるベビーマッサージのやり方についてご紹介します。
静かな赤ちゃんが安心できる空間を作りましょう。 赤ちゃんをおむつ交換台やベッドに仰向けに寝かせます。マッサージを始める際には赤ちゃんとのアイコンタクトを心がけましょう。
優しくマッサージを。 頭から首、肩や腰、太ももから足の先まで、ゆっくりと優しく撫でるようにマッサージをしてあげてください。
話しかけたり歌ったりしましょう。 マッサージ中に優しく話しかけたり、お気に入りの歌を歌ったりすることで、赤ちゃんはよりリラックスします。
赤ちゃんの反応を観察しましょう。 赤ちゃんが気持ちよさそうにしていたら、マッサージを続けてください。もし不機嫌にしていたら、やめておきましょう。
マッサージをする時は、授乳後や食後、少なくとも45分ほど時間を空けるようにしましょう。 授乳後すぐや食後のおなかがいっぱいの時にマッサージをすると、嘔吐してしまうことも。マッサージを楽しんでいるようなら、大きくなっても続けてくださいね。
生後3 ヶ月の赤ちゃんの成長過程リスト
生後3ヶ月の赤ちゃんに見られる成長の目安をまとめました。赤ちゃんの成長や発達には個人差があるので、あくまで目安として覚えておいてくださいね。
うつぶせの時に頭を少し持ち上げる
動くものを目で追いかける
笑顔を浮かべる
クーイングや喃語を話すようになる
顔や模様に興味を持ち始める
おもちゃをつかんで手に取る
手を開いたり閉じたりする
手を口に持っていく
足の裏に手のひらをあてて軽く押すと、キックして押し返そうとする
声や笑顔でコミュニケーションを始めます。
ママパパの表情を真似しながら、遊びの時間を楽しむ。
赤ちゃんが生後3ヶ月の時にやっておきたいこと
絵本の購入。 生後3ヵ月頃から、赤ちゃんは色や音に反応し始め、本に興味を持つようになります。音が出る仕掛け絵本を買うのはどうでしょう?近所の図書館や本屋さんを訪れてみましょう。
ベビースイング。 どうしても手が離せないときに、あると大助かりのアイテムです。 赤ちゃんがぐずった時などに、ゆらゆらと優しい揺れで赤ちゃんを落ち着かせます。赤ちゃんが眠ったら、起こさないようにそうっとベビーベッドに移しましょう。
おむつとおしりふき 。 おむつやおしりふきは、いつでも備えておくと安心です。必要な時にすぐに使えるように、普段からストックしておきましょう。
おしゃぶり。 おしゃぶりを使うことで、赤ちゃんが落ちついて気持ちよく眠ってくれます。
赤ちゃん用体温計。赤ちゃんの体温を測りやすくするために色々な機能がついている体温計です。
赤ちゃんの乳児健診の予約を! 赤ちゃんの健康状態や発育状況を確認して、相談できる大切な機会です。 赤ちゃんの健やかな成長のために受けるようにしましょう。 赤ちゃんの予防接種についてもアドバイスをくれます。赤ちゃんの予防接種スケジュールはこちらから。
次の月齢の準備を始めましょう。 赤ちゃんは生後4ヶ月に突入します。生後4ヶ月目にはどのような変化があるのか、確認しましょう!
よくある質問
赤ちゃんをプールに入れるのは、6~8ヶ月を過ぎてからが安心です。 まだ月齢が小さな赤ちゃんは病気にかかりやすく、体温調整が難しいです。 赤ちゃんをプールに入れる前にお医者さんに相談しましょう。 プールに入っている時は、赤ちゃんから目を離さず、様子や機嫌をしっかり確認しましょう。
まとめ
生後3ヶ月の赤ちゃんの成長や発達はさらに続きます。 身長や体重だけでなく、視力や筋肉がさらに発達します。 赤ちゃんはどんどん好奇心を持ち始め、周囲の世界に興味を示すようになります。 音やママパパの声に反応するようになっていきます。 クーイングや喃語などの音を発するようになり、頭や手足を赤ちゃんが意図的に動かすようになってきます。 夜にはまとまって長く眠れるようになります。 ママパパがあやすと声を出して笑うこともあります。コミュニケーションを取り始めるようになるので、親子での楽しい時間が増えていきます。
生後3ヶ月の赤ちゃんができることは?親として気になりますよね。 赤ちゃんの成長や発達のペースには個人差があります。 大切なのは、少しずつ前に向かって成長していることです。 他の赤ちゃんと比べることにあまり意味はありません。 乳幼児健診などは定期的に受けて、赤ちゃんの成長をお医者さんや保健師さんにも見守ってもらいましょう。うつぶせ遊びやスキンシップを通じて、生後3ヶ月の赤ちゃんの身体や心の成長をサポートしてあげてくださいね。
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生後3ヶ月の赤ちゃん-チェックリスト
本記事の内容について 本記事に掲載されている情報は、信頼のおける医療機関や政府機関からの情報にもとづいたものです。 参考及び参照のリンクにつきましては、以下をご参照ください。 また、掲載された内容につきましては十分な注意をはらっておりますが、医療従事者などの専門的な意見に取って代わるものではありませんので、ご注意ください。 診断や治療法につきましては、必ず 医療従事者などの専門的な意見を聞いていただきますよう、お願い申し上げます。
生後3ヶ月の赤ちゃん-チェックリスト