1 歳 8 ヶ月: 自信を持って歩ける

生後20ヶ月:

発育、睡眠および食事| パンパース

この時期の子どもはさらに活動的に動き回るようになり、自信をもって歩くようになります。たくさん遊んで、たくさんの発見をする一方で、ママやパパの姿が見えないと分離不安を感じたり、物を取り上げられると攻撃的になることがあります。生後20ヶ月の子どもとの生活は体力勝負。ママやパパ、子どもにとって毎日が新しい発見でいっぱいです。生後20ヶ月の子どもの成長や発達を一緒に見ていきましょう。

幼児期の成長の節目

毎月、子どもができることは増えてきます。生後20ヶ月の時期も例外ではありません。子どもにはそれぞれ個性があり、成長には個人差があります。成長には個人差があると言うことを知ったうえで、以下のような特徴が見られる時期は前後すると言うことを心に留めておきましょう。

  • 分離不安が収まってきます:ママやパパが部屋から出ていって見えなくなると、分離不安を感じる子もいます。分離不安を感じているようであれば、戻ったらすぐに抱っこやキスをしてあげ、ママもパパも必ず戻ってくることを理解してもらいましょう。 分離不安 は一時的なもの。もう少しすると消えていきます。

  • 歩くのが上達:この時期になると、さらに上手に歩くようになります。両手でバランスを取らなくても、自信をもって歩くことができるでしょう。歩くときにかかとから着地して、つま先でしっかりと蹴り出せるようにもなります。走り始めるのはもうすぐですね

  • 衝動的な行動:この時期の子どもが衝動的な行動に出たり、物事の良し悪しが判らないとか、ある行動がもたらす結果が判らないことは当然のこと。これからゆっくりと教えていってあげましょう。危ないことをやりそうな場合、安全なものに目を向けさせるなど、まずは十分に注意をしてあげましょう。例えば、割れ物に手を伸ばそうとしていたら、さっと取り上げ、安全な物を渡しましょう。しっかりと温かく注意を払い、ルールを決めることで、子どもは物事の良し悪しや安全なことと危険なことを区別し、自立性を養っていくでしょう。

生後20ヶ月の幼児の成長をサポートしましょう

生後20ヶ月の時期に見られる子どもの身体の特徴や精神的・感情的な発達について調べてみました。これはあくまでも目安で、全ての生後20ヶ月の子どもに以下の発達が見られるわけではないことを覚えておいてくださいね。

  • エネルギーを遊びや運動に:この時期の子どもにはエネルギーが有り余っています。有り余るエネルギーを発散できないと、行動に悪影響が出てきてしまうことがあります。外で走り回ったり、ボールで遊んで発散することで、イライラを解消させてあげましょう。

  • たくさん褒めてあげよう:いいことをしたら褒めてあげることを心がけましょう。子どもは褒められることで自信がつきます。また、心が安定して癇癪を起すことが少なくなります。子供はママやパパから認められたい、見ていてもらいたいと思っています。良いことをしたら、できるだけたくさん褒めてあげましょう。言葉で伝えたり、キスをしてあげたり、と何らかの反応をしてあげましょう。

  • 想像力と創造力を高める遊び: 積み木や絵本、パズルや知育玩具で遊んだり、椅子や毛布を使って隠れ家を作ったり、色んな素材や模様を使って作品を作ったり。新しいおもちゃで遊んだり、家にあるもので遊んだり、庭にある落ち葉を集めて遊んだり。なんでもいいのです。子どもはママやパパと一緒に遊ぶ のを楽しみにしていますよ。

  • 楽しい発見がいっぱい:この時期の遊びはたくさんの発見でいっぱいです。子どもは遊びを通じて、こんな風に動くのかと驚いたり、楽しんだりしています。そんな様子の子どもを見るのは楽しいですね。トラックのおもちゃをとても狭いところで動かそうとしたり、どの形がどの形にぴったり合うのかを実験したり。自分のペースで満足がいくまで、遊びを楽しめるように見守ってあげましょう。ブロックや同じ形のものを積み上げようとした時は、 “このブロックの形は四角かな?それとも丸いかな?”など聞いて、助けてあげましょう。

  • 家族で日本の年中行事を楽しみましょう:夏休みやお正月休みなどは子どもとたくさん遊ぶいい機会です。また、2月の「節分」の鬼のお面を作ったり、3月の「ひな祭り」の飾り、7月の「七夕」には短冊に願い事を書いたり、と日本の伝統的な行事にちなんだ飾りを作ったり、行事を一緒に学びましょう。家族で祝う行事や伝統行事 の計画を立てましょう。

  • 一緒に本を読みましょう:毎日、ほんの少しの時間でも大丈夫です。本を一緒に読む時間を作りましょう。ウサギがいるね、ウサギが走っているね、ウサギが早く走っているね、など、大げさな表現や身振り手振りで読んであげましょう。この時期は絵や言葉の楽しさを感じる時期。本を読んでいる時には、どの動物のことを話しているかな、と子どもに指で指してもらうようにお願いしてみましょう。これができるようになったら、今度は動物の名前を声に出して言ってもらいましょう。親子のコミュニケーションにもなりますね。

生後20ヶ月の幼児の食事

この時期の子どもには栄養がたっぷりで健康的な食材 を食べてもらいたいもの。1日3回の食事と2回のおやつが理想的です。 今日は食べる量が少なかったかな、と感じても、数日すると必要な栄養バランスがトータルで取れるよう、子どもの食欲や体の機能は上手くできています。栄養のある食事を出して、好きなものを選ばせてあげましょう。 たんぱく質、乳製品、穀物、フルーツや野菜などの必要な栄養を1日のトータルで取れれば大丈夫です。

野菜を食べさせましょう

野菜を進んで食べてくれますか?野菜嫌いの子どもには以下の方法を試してみてください。

  • お手本を見せる:子どもは大人の真似をするのが大好き。パパやママが美味しそうに食べているのを見たら、真似して食べるようになるでしょう。

  • 色々な種類の野菜を:色、形、素材の違う色々な野菜を出してみましょう。マッシュポテトが好きなら、時にはジャガイモの代わりにカリフラワーで作ってみましょう。野菜に違うものを、例えばブロッコリーにチーズを混ぜるのもいいでしょう。

  • ドレッシングをかけて美味しく変身!:野菜にドレッシングをかけて子供に出してみましょう。奇麗な色合いで、野菜嫌いの子どもパクパクと食べてくれるかもしれません。

  • 一緒にピザ作り:子どもはピザが大好き。ブロッコリー、コーン、トマトなどをトッピングにしたピザを作ってみませんか。トッピングを手伝ってもらったり、野菜のスマイルピザを作ってみましょう。

  • 野菜スープを作ろう: 1種類の野菜やたくさんの野菜を使った野菜スープ。トマトスープやニンジンスープはとても美味しいですね。野菜を食べていることにも気がつかないかもしれませんよ?

  • スパゲティーのソースに:ピザだけでなくスパゲティーも大好きです。新鮮な野菜を使ったスパゲティーソースを作ってみましょう。たくさんのチーズをかければ、モリモリと食べてくれること間違いなし!

  • 野菜の代わりにフルーツを!野菜で上手くいかなければ、フルーツからビタミンや食物繊維を取りましょう。ただ、フルーツは糖質を多く含みます。肥満に繋がる可能性もあるので、食べる量には気をつけてあげましょう。

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生後20ヶ月の幼児の睡眠時間は?

睡眠は子どもの成長にとても大事な役割を持っています。生後20ヶ月の幼児の睡眠時間は1日あたり11~14時間ぐらい。お昼寝はだいたい1回です。

睡眠不足や睡眠障害への対処法

規則的な眠りの習慣を作ることで、子どもはよく眠ることができます。ただ、旅行などでいつもの規則的な生活リズムが乱れてしまうことも。そんな時は以下のことを試してみてください。

  • 前もって計画する:旅行でどうしてもお昼寝の時間に出発しなければならない、どうしたらいいの?と心配に思うことがあるでしょう。睡眠リズムに影響があるような旅行計画がある時は、出発前によく休ませるようにしましょう。出発前に十分休めていれば、睡眠リズムの変化にもうまく対応してくれるはずです。

  • 睡眠リズムの変更は最低限に:外出時間とお昼寝の時間が重なってしまうことはありますね。そんな時は移動時間をお昼寝時間に当てるなど工夫して、お昼寝の時間をできるだけキープするようにしましょう。子どもが普段十分に休めていれば、1カ月に1~2回ぐらい睡眠リズムに影響があっても、それほど心配することはありません。ただ、睡眠リズムを何回も変更することがないよう、気をつけましょう。睡眠リズムの変更が1日の生活にどれほど影響するかは、子どもの性格にもよるでしょう。あまり影響がない子もいれば、たくさん影響を受ける子もいます。

  • 子どものスケジュールをリセット:親戚のお家への訪問や長い休暇が終わったら、できるだけ早くいつもの睡眠リズムに戻しましょう。長い時間眠れるよう、子どもが不平を言っても、夜は早いうちにベッドに入れてあげてください。運がよければ、翌日からはいつもの生活リズムに戻れるはずです。

生後20ヶ月の幼児の1日のスケジュール

生後20ヶ月の幼児の1日はどんなものなのでしょう?子どもの生活はそれぞれ違いますが、生後20ヶ月の幼児の一般的な1日のスケジュールをまとめてみました。

生後20ヶ月の幼児の健康と安全: モニターを眺める時間

生後20ヵ月になると、スマホやタブレットなどに興味を示してきます。大人がスマホやパソコンを使うのを見て、大人は何をしているのか、と興味津々のはずです。 一番いいのは、ママやパパがスマホやパソコンを忘れて、できるだけ子どもと遊ぶことでしょう。子どもはママやパパと遊んだり、人との関係を通じて社会性を身につけて行きます。また、家の中や外での一人遊びなどを通じて、集中力や想像力を身につけていきます。 でも、どうしてもスマホなどの助けを借りなければならないこともありますね。しっかりとルールを決めて、スマホやタブレットを育児に活用しましょう。

  • 見せる時間を決める:いつ、何時間、どのようなものを見てもいいか、などのルールを作りましょう。

  • 子どもと一緒に使う:子どもひとりで見せずに、一緒にテレビやスマホを使うようにしましょう。

  • 知識の習得に役立てよう:上手に使えば、知識の習得に役立ちます。役立つと思うコンテンツやゲームなどを選んであげましょう。

  • 夜眠る前には見せない:夜眠る前にスマホを見てしまうと、寝つきにくくなったり、睡眠不足になると言われています。夜眠る前にスマホは見せないようにしましょう。

  • 一緒に遊ぶ方が断然楽しい!:スマホで遊ぶよりも、一緒に遊ぶ方が断然楽しいですよね。スマホやパソコンは知識や好奇心の習得などで活用するに留めましょう。

よくある質問

生後20ヶ月の幼児は以下のようなことができるようになっているでしょう。

  • ボールを投げる
  • 走り出す
  • お気に入りのおもちゃや簡単な言葉を話すようになります。

子どもにはそれぞれ個性があり、成長や発達にも個人差があります。かならずしも目安どおりの発達を示すわけではなく、時期が前後することもあります。このような違いが出てくるのは自然なことだと覚えておいてくださいね。 

親としての生活: 人生には色々ある

小さな子どもがいる生活は大変。子どもが大きくなって物が増え、家の中が雑然としてくると言う意味でも大変です。靴下やおもちゃが至る所に散らかり、落書きがあちらこちらに、お皿を洗う時間もなく溜まっていくばかり…。 でも、家が散らかっていても、心配しなくて大丈夫。小さな子どもがいる家では、散らかるのは普通のことですものね。 以下の方法を試してみましょう。

  • お家を片付けよう:小さな子どもでもおもちゃを元の場所にしまえるよう、カゴや箱を設置したり、子どもでも手の届く低い棚を取り付けましょう。

  • お手本を見せましょう:使った後は元の場所に戻す、と言うお手本を見せてあげましょう。

  • お片付けゲームをやってみよう:音楽をかけながら、どちらが早く積み木やパズルなどを箱に片付けることができるか、競争をしましょう。散らかすよりも片付けるほうがおもしろいって思ってくれるかも?

  • 片付けの状況を実況中継: 片付けをしている間、ママやパパが何をしているのか、実況中継してみましょう。ポジティブ思考で、 “お片付けすると家も喜ぶね” など、片付けとポジティブ思考が関連するように、良いことを声に出して言ってみましょう。

生後20ヶ月のチェックリスト

  • 「絵本の読み聞かせ」などに参加してみましょう:子育て支援センターなどで開催されている「絵本の読み聞かせ」に参加してみましょう。近所の図書館などでは、小さな子どもや子育て中のママやパパを対象としたイベントが開催されていますね。このようなイベントに参加して、情報を仕入れたり、ママ・パパ友と情報交換などをしたりしてみましょう。

  • 水中眼鏡やシャンプーハットを使ってみよう:子どもが髪の毛を洗うのを嫌がる? そんな時には目にシャンプーが入らないように水中眼鏡やシャンプーハットを使ってみましょう。シャンプーをしない日でも楽しくお風呂で使えそうです。

  • ベビーシート、ベビーカーなどの取扱説明書を確認しましょう:子どもは日に日に成長していきます。現在使っているベビーシートやベビーカーなどが身長や体重にあったものか、今のうちに確認しておきましょう。身長や体重が取扱説明書に書かれている基準を超えそうな場合には、チャイルドシート の購入を検討しておきましょう。

  • 自分だけの時間も大切:親であることは大変なこと。そして、ママもパパも時には休んでください。週末やたまの夜は家族の誰かに子どもの面倒を見てもらって、ママもパパもリフレッシュしちゃいましょう。

  • パンパースに登録して、子育てに関する情報をメールで受け取りましょう。

本記事の内容について
本記事に掲載されている情報は、信頼のおける医療機関や政府機関からの情報にもとづいたものです。 参考及び参照のリンクにつきましては、以下をご参照ください。また、掲載された内容につきましては十分な注意を致しておりますが、医療従事者などの専門的な意見に取って代わるものではありませんので、ご注意ください。 診断や治療法につきましては、必ず 医療従事者などの専門的な意見を聞いていただきますよう、お願い申し上げます。

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