1 歳 9 ヶ月: 果てしない想像力!
生後21ヶ月になると、想像力を使って遊ぶようになります。想像力が強い子どもは、夜中に怖い夢を見て、起きてしまうこともあるのですよ。夜、怖い夢を見ないようにするにはどうしたらいいのでしょう?生後21ヶ月の子どもにはどんなことが起こるのでしょう。詳しく見ていきましょう。
幼児期の成長の節目
生後21ヶ月の子どもに個性が出てきます。ママやパパにとっては新しい発見の日々。色んな新しいことができるようになり、能力も発達、はっきりと性格が現れてきます。 子どもにはそれぞれ個性があり、成長や発達にも個人差があります。生後21ヶ月の子どもの成長や発達を見ていきましょう。
かくれんぼうをしよう:この時期の子どもはかくれんぼうが大好き。ママやパパとかくれんぼうをするのが楽しみです。かくれんぼうは姿が見えなくても本当はそこにいる、と言うことを理解するのに役立つ遊び。また、ソファの後ろに隠れている時にママやパパに自分を探してもらう、と言うワクワク感も子どもは大好きです。
ごっこ遊びを始める:子どもは多くのことを遊びを通じて学びます。 また、ごっこ遊びを通じて人との関係や関わりを学んでいきます。電話をしたり、車を運転したり、人形に水を飲ませたり、と身近な大人の真似をして遊びます。
独占欲が強くなる:この時期の子供は独占欲が強くなります。ママやパパがよその子を抱っこしたり、よその子が自分のおもちゃで遊ぼうとしたら、大人をてこずらせてしまうことも。自己中心的で、自分のものをよその子に貸すことを嫌がり、よその子のものをまるで自分のもののように振る舞うこともあります。すごくわがままな性格になってしまうのかしら?と心配になってしまうかもしれません。でも、心配しないで。この時期の子どもによく見られる行動です。いずれこのような行動はなくなっていきます。ゆったりと構えていましょう。
1 歳 9 ヶ月の幼児の成長をサポートしましょう
生後21ヶ月の幼児の成長をサポートするためにママやパパは何ができるのでしょう?下にまとめてみました。 気持ちを表す言葉を教えましょう: “嬉しい” “悲しい” “怒った”などの気持ちを表現する言葉を教えてあげましょう。
歯みがきを楽しい時間に:1日に2回の歯磨きを毎日の生活に入れましょう。最初のうちは自分で上手に磨くことができないでしょう。歯みがきの時間を楽しくする 工夫をしてみましょう。歯を磨いている間にいないいないばあをして遊んだり、お気に入りのぬいぐるみや人形を使って歯を磨く練習をしたり。
エネルギーの発散を:この時期の子どもにはエネルギーがあり余っています。思いきり体を動かして、エネルギーを発散する機会を作ってあげましょう。毎日少なくとも30分は大人と一緒に、1時間ほどは一人遊びが理想です。大人になってからの病気を予防するためにも、小さい頃から体を動かす習慣をつけておきたいですね!
台所でお手伝いをしてもらおう:子どもは台所でのお手伝いが大好き だと知っていましたか? 野菜やフルーツを洗ってもらったり、砂糖や小麦粉の量を測ってもらったり、粉を混ぜてもらうなどの簡単で安全なお手伝いをお願いしちゃいましょう。子どもが台所でお手伝いをする時には、いつも注意していましょう。
子どもが恥ずかしがり屋だったら:どの子どもにもそれぞれの性格があります。恥ずかしがり屋だったり、人見知りをする性格かも。知らない人や知らない場所に慣れるのに時間がかかるようであれば、少しずつ慣れるようにサポートしてあげましょう。無理に知らない子どもたちの輪の中に入れるなんてことはせずに、面倒見の良さそうなちょっと年上の子どもや同じ年頃の子どもを探して、近づいていくのもいいでしょう。無理のない範囲で、子どもを色々な場所へ連れていき、色々な人と知り合う機会を作ってみましょう。このようなことを繰り返していると、子どもは新しい環境や知らない人に慣れていってくれますね。それぞれの子どもには自分のペースがあるので、ママやパパは近くで見守ってあげてくださいね。ただ、あまりにも人見知りが激しいなど心配な時には、お医者さんに相談するようにしましょう。
外で身の回りの言葉を発見しよう:言葉の発達のために、読み聞かせ以外にできることは何でしょう? 信号機や通りのサインなど、一緒に散歩をしている時に見つけた物の名前を教えてあげましょう。一緒に買い物に行って牛乳を探してもらったり、犬の写真が入った犬用ペットフードを探してもらったり。一緒に外に出かけて、自然、生き物や身の回りにあるものに触れ、言葉の学習と子どもの関心を広げていきましょう。
生後21ヶ月の幼児の食事
栄養バランスの取れた食事は生後21ヵ月の子どもには大事です。健康的な成長のために、穀物、たんぱく質、乳製品、野菜、フルーツなど、1日3回の食事と2回のおやつからトータルで1日に必要な栄養素を取るようにしましょう。
新しい食材や味つけを試してみましょう
毎日新しい経験をしていくたっち/おむつはずれ期の子供 。ママもパパも一緒にワクワクしてしまいますね。時には新しい食材や味つけで子どもの味覚を育てましょう。毎日の食事を飽きのこない、バラエティーに富んだものにするためのアイデアを考えてみました。
野菜を違った方法で料理する:蒸したにんじんよりもよりもソテーしたにんじんのほうが好きなことも?マッシュポテトに蒸したブロッコリーを顔のように並べたら食べてくれるかもしれませんね。いつもと違った方法で食卓に出してみましょう。
ソースをかけて食べる:野菜嫌いな子どもには、ドレッシングをかけた野菜を出してみましょう。和風、フレンチ、ゴマ風味や中華風。野菜が嫌いな子どももきっと喜んで食べてくれるでしょう。
一緒に買い物へ:買い物をする時に一緒に行って、食べたい野菜やフルーツを選んでもらいましょう。
みんなで一緒に食べよう:子どもだけ別のお皿に盛りつけるのは止めて、1つのお皿に一緒に盛りつけましょう。ママやパパが美味しそうに食べているのを見たら、新しい食材も喜んで食べてくれること間違いなしです。
お気に入りの料理で実験:新しい食材を嫌がるようであれば、工夫をして、好物の料理にちょっと混ぜてみましょう。初めての野菜をピザのトッピングにしたり、フルーツをアイスクリームの上に乗せたりするのもいいアイデアでしょう。
生後21ヶ月の幼児の睡眠時間は?
生後21ヶ月の幼児の睡眠時間は1日あたり11~14時間ぐらい。1回のお昼寝をする子どももいます。 夢を見るので、よく眠れない子もいます。
夢を見る
夜に怖い夢を見て、起きてしまう子どもがいます。現実なのか夢なのか分からず、悩んだり不安になったりすることも。子どもが安心してゆっくりと眠れるよう、以下のことを試してみましょう。
眠る前には心が落ち着いて癒される本を選びましょう:心が癒されたり、幸せな気持ちになれるような本を読んであげましょう。怖い本や夢に出てくるような内容の本はやめておきましょう。
ぬいぐるみや毛布などのお気に入りと一緒に眠らせましょう:お気に入りのものと一緒に眠ると安心することができます。夜中に目が覚めても安心して再び眠りについてくれるでしょう。
必要に応じて安心させてあげて:怖い夢を見て起きてしまったら、側にいるよ、心配しないで大丈夫、と優しく声をかけて安心させてあげましょう。ママとパパはいつも側にいる、と子どもに安心感を与えてあげましょう。ただし、抱き上げたり電気をつけたりはせずに、再び眠れるようにしてあげましょう。
生後21ヶ月の幼児の1日のスケジュール
生後21ヶ月の子どもがいる家では、毎日がてんやわんやですね。生後21ヶ月の子どもの1日を見てみましょう。
生後21ヶ月の幼児の健康: 健康な肌
子どもの肌は敏感です。よくある子どもの肌のトラブルについて知っていきましょう。
肌の乾燥:熱めのお風呂、湿気が少ないなどの理由が考えられます。
アトピー性皮膚炎:赤みのある湿疹ができたり、乾燥したり。ジュクジュクした湿疹が出てくることもあります。子供がアトピー性皮膚炎]かなと感じたり、疑問があれば、お医者さんに相談するようにしましょう。
かぶれや接触性皮膚炎: かぶれ はアレルギーや強い痒みを引き起こす何かに触れた時に出てくる症状です。
子どもの肌が赤くなったり、強い痒みや痛みがある時には、お医者さんに診てもらうようにしましょう。とても敏感な子どもの肌。健康な肌を維持するために、以下のことに気をつけましょう。
保湿剤を使いましょう:敏感肌用の保湿剤を使い、肌の乾燥やかゆみを防ぎましょう。
お風呂の温度はぬるめに:お風呂に入れる時は、石鹸が残らないように何度も洗い流しましょう。石鹸がついたままだとの痒みが出ることもあります。
ザラザラした刺激の強い素材は避けましょう:毛糸や合成素材の服は肌に刺激を与えることがあります。
よくある質問
子どもの成長や発達には個人差があります。早く話す子どももいれば、そうでない子もいます。これらの特徴が見られる時期は前後すると言うことを心に留めておきましょう。生後21ヶ月の子どもには絶対にこれができる、なんていう決まりはありません。
生後21ヵ月の時期になると、語彙が増えてきます。2歳ぐらいになると、2語文をつなげて短い文章を作れる子ども出てきます。
親としての生活: 子どもの成長が心配
うちの子どもは順調に発達をしているのかしら?生後21ヶ月の子どもの 成長の目安 は?と疑問に思うこともあるでしょう。 子どもにはそれぞれ個性があり、成長には個人差があることを忘れないようにしましょう。言うのは簡単ですが、自分の子どもの成長をよその子と比べないようにしてくださいね。これは兄弟間でも同じこと。上の子が生後21ヵ月の時はこうだった、と比べないようにしてくださいね。 子どもの成長や発達で心配なことがあれば、お医者さんに相談するようにしましょう。
生後21ヶ月のチェックリスト
言った言葉を書き留めよう: 面白い言葉を話す時期です。可愛いノートを買って、大人が思わず笑ってしまうようなことを子どもが言ったら、日付と一緒にその言葉を書き留めておきましょう。写真や手形、足形などを貼り付けて!
一緒に夜空を眺めよう:暖かい季節になってきました。一緒に空を見上げて、大きな世界があることを教えてあげましょう。満月や三日月の違いを教えてあげたり、流れ星を一緒に数えたり、星座を探したり。
妊娠中のママへ:妊娠中のママは出産までに子どもの保育園や、次の赤ちゃんのお部屋のことを考えておきましょう。すでにあるベビー用品でまだ使えるものはあるのか。新しいベビー用品を買う必要があるのか、をチェックしておきましょう。
チャイルドシートの確認:ベビーシートの中で窮屈そうにしていませんか? チャイルドシートへの交換の時期かもしれません。確認しておきましょう。
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