1歳の赤ちゃん: はじめての誕生日!

1歳

はじめての誕生日!

もう1年が経つなんて信じられますか?おめでとうございます!赤ちゃんは1歳を迎えました。この時期にもたくさんのワクワクドキドキすることがあります。手づかみ食べができるようになり、感情を表すこともできるようになりました。そして、もうすぐ最初の1歩を踏み出すでしょう。1歳になった赤ちゃんの食生活には少し変化があります。また、夜中に目を覚ましてしまうこともあるでしょう。1歳の赤ちゃんは毎日、周りの世界を学んでいます。この時期に赤ちゃんとママパパが経験することをご紹介します。

1歳の赤ちゃんの成長の特徴

ママパパは1歳を迎えた赤ちゃんの目覚ましい成長を目にすることでしょう。赤ちゃんの最初の言葉と最初の第一歩までもう一息!はいはい、つかまり立ち、家具などに捕まって歩くつたい歩き、1人で歩くことなど、新しい動きを覚えた赤ちゃんは、ますます自分だけで何かをやろうとします。赤ちゃんはやがて単語となる音節や音などを発するようになるでしょう。

1歳の赤ちゃんの成長と体の発達: 赤ちゃんの発達を見守る

赤ちゃんはこの1年でたくさん成長しましたね。1歳の誕生日を迎える頃の体重は、出生時の体重の3倍ほどになり、身長は71~81センチメートルぐらいになっているでしょう。赤ちゃんが1歳を迎える時期の体重の増加は緩やかになります。1歳を過ぎると、発育のスピードはゆっくりになります。 お医者さんが記入する成長曲線 を確認しておきましょう。幼稚園、小学校と成長曲線を確認しながら成長を見守っていきましょう。

赤ちゃんが恐る恐る最初の一歩を踏み出す頃、ママパパは赤ちゃんの足が内股であることに気がつくでしょう。これは普通のことで、時期が来ると自然に治っていきます。これから数ヵ月で赤ちゃんの足は強くなっていき、お尻の靱帯が引き締まり、足は外側に向いてきます。

歯の衛生ケアが大切な時期です。赤ちゃんの最初の歯が生えだしたら、まずは歯医者に連れて行くようにと専門家は勧めています。いずれにしても1歳の誕生日までには一度歯医者さんに診てもらいましょう。最初の歯が生え始めたら、1日に2回は優しく磨いてあげましょう。歯の健康のためには、最初の誕生日を迎える頃に卒乳するのが理想的です。でも赤ちゃんには個人差があり、最初の歯がいつ生えてくるかは赤ちゃんによって違います。赤ちゃんに歯が何本生えているかなどは気にせずに、まずは赤ちゃんのお口の衛生に気をつけてあげましょう。

赤ちゃんの知覚・感覚: ぱっちりしたおめめと好奇心

1歳の赤ちゃんの視力は急速に発達して、大人の視力程度まで見えるようになります。また、赤ちゃんの手と目の連動性が発達したことにも気がつきましたか?ある特定のものに近づいて持ち上げることもできますし、自分で手づかみ食べをすることもできるようになるでしょう。小さな食べ物を摘まみ上げるなどのさらに細かい動作もできるようになります。赤ちゃんは手づかみやスプーンで食べたり、ベビーマグで飲んだりすることを練習しています。はじめのうちは食べ物が床に落ちたり、服を汚してしまったりすることもあるでしょう。ママパパはイラっとしてしまうこともあるでしょうが、じっくりと見守ってあげましょう。

赤ちゃんの動き: つたい歩きとバランス感覚

赤ちゃんが手で壁や椅子に捕まりながらじわじわと歩くつたい歩き。つたい歩きは、生後1年の赤ちゃんが経験する発達の節目です。上手につかまり立ちができるようになり、壁や椅子で支えながらじわじわとつたい歩きができるようになってきます。体のバランスも上手にとれるようになり、家具や壁などから手を離して自分を支えなくても2~3歩を歩けるようになるでしょう。最初のうちはバランスを崩して床に尻もちをついてしまうこともありますが、赤ちゃんはこうして歩くための練習を繰り返しているのです。ママパパは赤ちゃんが歩く練習をするための安全な環境を作ってあげましょう。赤ちゃんが自信を持って自分で歩く姿を目にするまであと一歩です。

赤ちゃんの知覚・感覚の発達: 音と単語の練習

1歳の赤ちゃんはママパパの身振りを真似したり、欲しいものがある所を指さしたり、そこまではっていったりできるようになります。基本的な赤ちゃん言葉を使ってコミュニケーションをしようと一生懸命話しかけてくるでしょう。例えば、赤ちゃんは “マ” “ガ” や “バ” などのはっきりした音節を言えるようになります。赤ちゃんは最初の言葉が出てくる までこうして練習を繰り返しているのです。赤ちゃんの口から最初の言葉が出てくるのが待ち遠しいですね。赤ちゃんが言葉を話す時期には個人差があります。その日が来るまでママパパは赤ちゃんに話しかけたり、本を読んであげたりして発音やコミュニケーションを取る見本を見せてあげてくださいね。

1歳の赤ちゃんの成長をサポートしましょう

1歳の赤ちゃんの好奇心を伸ばすためにママパパができることはたくさんあります。その日1日あったことを話してあげたり、本を読んであげたり、一緒に遊んだり。また、眠る時間、食事の時間や遊びの時間などの生活リズムを作ってあげましょう。眠る前の本の読み聞かせやママやパパと一緒に床に座って遊ぶことが好きな赤ちゃんには、これらの習慣を1日の生活リズムの中に取り入れてあげてください。赤ちゃんがぐっすりと眠ることができるように、眠る前の習慣 を参考にしてくださいね。パパとママ以外に赤ちゃんのお世話をしてくれる人がいれば、その人たちにも家族で決めたルールを守ってもらうようお願いしましょう。

遊びはママやパパにとっても赤ちゃんにとっても楽しい時間!赤ちゃんに大切な能力をさらに伸ばすいい機会ですね。赤ちゃんと遊ぶ時は以下のことを覚えておきましょう。

  • 手触りの良いブロックや積み木など、積み重ねるおもちゃで目と手の連動性や運動能力を伸ばしてあげましょう。1歳の赤ちゃんに高価なおもちゃを与える必要はありません。家の台所にあるボールなどでも高価で可愛いおもちゃと同じくらい興味を持ってくれるでしょう。

  • 「いないいないばあ」遊びをしましょう。シンプルな遊びですが、赤ちゃんは飽きることなく一緒に遊んでくれるでしょう。 「いないいないばあ」遊びで赤ちゃんは目に見えていなくても存在し続けていると言う物の永続性を学んでいきます。

  • 2歳までは赤ちゃんにデジタル機器の画面を見せないようにと勧める専門家もいます。スマホやテレビなどは、赤ちゃんの注意がそちらに向いてしまうので注意が必要です。赤ちゃんが起きている時はテレビの電源は切っておくのが理想的です。赤ちゃんと幼児のテレビの時間 を参考にしてくださいね。

1歳の赤ちゃんの食事

栄養のほとんどを、離乳食から取れるようになったら、そろそろ離乳食も終わり。1日3回の食事と1~2回のおやつ で赤ちゃんの生活リズムを作りましょう。おやつは食事の2時間前には済ませるようにしてくださいね。この時期には、手づかみ食べが盛んになってきます。手づかみ食べの経験を重ねていくことで、スプーン を使って食べることにも興味を示しはじめます。また、ムラ食いやばっかり食べが見られるのもこの頃です。ご飯を食べなかったり、同じものばかり食べて栄養が偏っていると心配になってしまいますが、機嫌がよくて体重が増えているようであれば大丈夫でしょう。

赤ちゃんが1歳になったら牛乳や低脂肪乳を与え始めて、ミルクは徐々に減らしていきましょう。赤ちゃんが欲しがれば、母乳をあげても問題ありません。哺乳瓶やベビーマグに粉ミルクの代わりに牛乳をいれて与えましょう。牛乳はゆっくりと与え始め、まずは1日当たりコップ1杯ぐらいから試してみてください。赤ちゃんが牛乳を飲んで数時間後、もしくは数日後にじんましん、 あえぎ、嘔吐や下痢 などの症状が出ているのに気がついたら、お医者さんに診てもらいましょう。赤ちゃんに牛乳アレルギーがあるかどうか検査してくれます。

この時期の赤ちゃんはママやパパと一緒にテーブルに座って、食事がしたがるようになります。赤ちゃんにもっとたくさんの味や素材を知ってもらういい時期。ママやパパが食べる蒸し野菜やパスタなどを少量与えてみましょう。赤ちゃんに与える食事に塩や調味料などは使用せず、のどに詰まらせることのないように小さく潰してから少しずつ与えましょう。

赤ちゃんは指を上手に使って手づかみ食べができるようになってきましたか?食べ物をこぼして汚すのも減ってきたかもしれませんね。赤ちゃんが新しい食材に興味を見せなくても焦ることはありません。少し時間をおいて再度トライしてみましょう。新しい食材を与える時は、10~15回ぐらいは試してみて、赤ちゃんの好き嫌いを判断してくださいね。

赤ちゃんが牛乳を含め様々な食材を食べてくれるようになると、おむつを替えるときにうんち の回数や硬さが変わってきたことにきがつくでしょう。赤ちゃんがうんちを出すときに辛そうにしている便秘の症状 や下痢の症状が出ていなければ、心配することはありません。赤ちゃんが新しい食材を喜んで食べていれば、それは本当に素晴らしいこと。でも、1歳の赤ちゃんの栄養は、半分は母乳や粉ミルクから、もう半分は離乳食からと言うことを忘れないでくださいね。

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並行遊びとは?

1歳の赤ちゃんの睡眠時間は?

1歳の赤ちゃんの睡眠はお昼寝を併せて1日に12~16時間が理想です。お昼寝は午前に1回、午後に1回で1回あたり30分~2時間が目安です。赤ちゃんは夜にまとめて眠れるようになってきますが、ママやパパが側にいないことに気がついて夜中に起きてしまうこともあります。

1歳の赤ちゃんにぐっすりと眠ってもらうコツを紹介します。

  • 眠る前には必ずこれをやる、と言う入眠儀式を考えましょう。温かいお風呂にいれたり、本を読んであげたり、子守唄を歌ってあげたり。毎日決まった時間にこれらのことを繰り返していると、赤ちゃんはこれから眠るんだと理解して安心して眠ってくれるようになるでしょう。

  • 赤ちゃんが自分から泣き止んでくれるかもしれません。赤ちゃんが夜中に突然起きてしまったら、ママやパパが赤ちゃんの側に行く前にちょっとだけ待って、時間を置きましょう。赤ちゃんは自分から泣き止んで再び眠りについてくれるかもしれません。

  • 優しい言葉をささやく。赤ちゃんが夜中に起きてしまったら、おむつが汚れていないかを確認して、優しい言葉をささやいてあげましょう。電気は点けずに暗くしたままで、トントンしてあげると、そのうちに赤ちゃんは自分から再び眠りについてくれるでしょう。

1歳の赤ちゃんの生活スケジュール

1歳になったら、生活リズムを作ってあげましょう。ママパパと一緒に食事ができるよう、食事の時間を決めます。食事のリズムを整えていきましょう。朝は早めに起こして朝ご飯は8時までに、昼食は12時頃、夕食は18時ぐらいを目安としましょう。決まった時間に食べることで生活リズムができ、お腹が空くタイミングも整います。1日3回の食事に午前と午後のおやつを含めて1日の食事と考えます。赤ちゃんには個人差がありますが、生後1歳の赤ちゃんの1日の生活スケジュールの目安として、参考にしてくださいね。

赤ちゃんの健康: 呼吸とアレルギーの症状

慢性疾患から消化不良に至るまで、赤ちゃんがかかる病気はたくさんあります。新しい食材が原因の消化不良や、くしゃみやアレルギーのように周りの環境に対する反応まで色々なものがあります。1歳の赤ちゃんに以下の症状がないか注意しましょう。

  • 下痢や便秘の症状:牛乳などの新しい食材が原因で下痢や便秘の症状が見られることがあります。うんちをする時にきばって苦しそうだったり、硬いうんちが出てきたりしたら、便秘の症状かもしれません。お医者さんに相談しましょう。こまめな水分補給などのアドバイスをくれるでしょう。熱や嘔吐の症状が見られたら、すぐに小児科のお医者さんに連絡をしましょう。

  • ぜんそく:肺の気道が炎症を起こし、気道が狭くなっている状態です。ぜんそくは息をする時にゼーゼー、ヒューヒューと言う音がするのが特徴で、夜や明け方によくみられる症状です。一般的にアレルギーの症状だと考えられていますが、アレルギー症状のない子供にも症状が現れることがあるので要注意です。ぜんそくの症状は風邪などの呼吸器の感染にかかった子供によく見られますが、ストレスが原因ともいわれています。ぜんそくの症状は子供も大人も人によって違います。息をする時にゼーゼー、ヒューヒューと言う症状が見られたら、小児科のお医者さんに連絡しましょう。お医者さんがこれらの症状に対する対処法を説明してくれるでしょう。

  • 花粉症:鼻水が出て、目が赤く痒くなる。これらは一般的な花粉症の症状です。季節性の花粉症だけでなくごみやほこり、カビ、ペットの毛が原因の通年性のアレルギー性鼻炎もあります。これらの症状は一般的な風邪の症状に似ているのですが、花粉症は透明でさらさらした鼻水、 、鼻血、目の下のくま、のどがつっかえた感じになるのが特徴です。家族に花粉症の人がいて、赤ちゃんにこのような症状が現れたら、小児科のお医者さんに相談してみましょう。

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*赤ちゃんの最近の測定値を入力**: **出典:世界保健機関

よくある質問

個人差がありますが、出生時の体重の約3倍になっているでしょう。 1歳の誕生日が近づくと体重の増加は緩やかになってきます。

親として: 一生の思い出を作りましょう

きっと、ママパパのスマホの中は赤ちゃんの写真でいっぱいでしょう?これらの写真を一生残る思い出にしようと思いませんか? 1歳になった赤ちゃんの写真を使って記念アルバム、カレンダーを作ってみてはどうでしょう?産まれた時に赤ちゃんの腕についていたネームバンドや初めて切った髪の毛。これらの思い出の品も写真に撮ってみては?もちろんママやパパや家族のみんなの写真も赤ちゃんと一緒に。初めての誕生日・一生の思い出作り を参考にしてみてください。

最初の誕生日パーティ

赤ちゃんの最初の誕生日パーティに気合が入っていますか?ママパパは家族とこのワクワクドキドキの通過点を盛大にお祝いしたいですね。まずはお誕生日のテーマ選びから。春に産まれた赤ちゃんには季節をテーマにしたお花のパーティ、秋に産まれた赤ちゃんはハロウィンなどの秋のイベントを取り入れたパーティもいいかもしれません。赤ちゃんの好きな動物、車、などをテーマにしてもいいでしょう。テーマを決めたら、招待状や飾りつけはもう簡単。招待する人々の名前もリストアップしましょう。仲の良いお友達や近い親類を呼ぶ身内だけのパーティにしますか? 近所の人や同僚、そのご家族を呼ぶもっと大きいパーティもいいですね。全部ママやパパ次第!写真をたくさん撮って誕生日を楽しみ、ママとパパの親としての家族としての1年もお祝いしちゃいましょう。

生後1年の赤ちゃん-チェックリスト

  • 靴を買いましょう:赤ちゃんが外で歩いたり、つたい歩きをしたりするのなら、最初の靴を買う時期です!柔軟性のある素材で、すべり止め防止がついたものや、ちょっと余裕のあるサイズの靴がおススメです。2~3ヵ月もしたら靴は小さくなります。ファーストシューズは、靴屋さんのアドバイスを聞いて、赤ちゃんに試し履きをさせてから買いましょう。

  • 歯医者さんを予約をしましょう。乳歯の時期でも歯のケアは大切。赤ちゃんと一緒に歯医者へ を参考にしてくださいね。

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