男の子 女の子
性別意識の芽生え
そろそろ、小さいお子さんにも少しずつ性別意識が芽生え始めています。実は、生後数ヵ月くらいから、男女の違いについてはある程度わかっているようです。パパとママの声や肌の柔らかさ、歩き方などの区別はできています。 しかしこのような区別はあくまでも生物的な違いに基づくものであり、行動や好き嫌い、生活の違いなどといった男女差に基づくものではありません。社会的なアイデンティティの一部としての性別意識が発達するには、まだ数年かかると思われます。
本格的に意識するのはまだまだ先
2歳くらいまでの子どもは、男の子も女の子も同じような遊び方をし、お友達の性別を気にしません。子どものアイデンティティは主に家族の中での位置づけや、他人との絆、自分の考えや気持ちに基づいていて、男の子か女の子かという考えは、ほとんど関係なかったのです。しかし今後、小さな性別意識が数ヵ月のうちにだんだんと現れてきます。 3歳頃になれば、女の子はごっこ遊びの中でお母さん役をやりたがるようになるでしょう。また男の子は荒っぽく、大声を出したり、男の子らしい活発さを見せ始めます。 しかし、このようにわかりやすい時期はそう続きません。さっきまでお人形をあやしていた女の子が、次には車のおもちゃを積み木のお城に突入させたりします。 また、男の子がお人形で遊んだり、青よりピンクを選ぶことだってあります。実際に男女の違いを意識し始めるのは数年後。今はあまりこだわらず、そして男女の区別なくお友達と遊ばせてあげましょう。
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