新生児はどうやって発達する?
ようこそ「親」という世界へ!生まれたばかりの赤ちゃんは為されるがままの状態のように見えるかもしれませんが、親が思っているほどひ弱なわけでも無力なわけでもありません。赤ちゃんは多くの点で有能であり、そして何か必要なものがあればサインを出して新米の親を「一人前の親」へと成長させてくれるのです。
お子さんが主に必要としていること
生まれた直後は、赤ちゃんの要求は主に「ミルクが欲しい」、「眠りたい」、「あやしてもらいたい」といった内容です。こういった要求を満たしてもらう中で、赤ちゃんは「この世界は自分のニーズを満たす上で信用すべき場所なのだ」ということを学んでいきます。大人と同じように、赤ちゃんの気質もそれぞれ違っています。この年齢期では、他の子に比べれば授乳と睡眠にある程度の一定のパターンがある赤ちゃんもいます。授乳 コツはお子さんのスケジュールに合わせてあげるのがベストです。とはいえ、赤ちゃんは依然として24時間を通じて非常に細かく規則的な授乳を必要とします。この時期の親は疲労困憊し、たとえ一瞬でも自分自身のための時間を再び持てる時など来るのだろうかと思ってしまうことでしょう。そう思うのも無理はありません。しかし安心して下さい。そういったときは必ずやってきます。とりあえず今のところは、お子さんが次々と出す要求に付き合いましょう。
赤ちゃんの世話と自分自身のケアに時間を費やし、またお互いを良く知っていきましょう。
新生児はまだ遊びませんが、それでも目や耳、体全体を使って「世界」を楽しんで探検しています。
お子さんが起きていて機嫌の良い時には、時間を取って語りかけるようにしましょう。お子さんはお母さんのお腹にいたころからすでにお母さんの声を認識しているので、父親と母親の二人の声を聞くことは心地良いことなのです。
お子さんの目が最も良く見える距離は、自分の目の前約20cm25cmの範囲、つまりお母さんの腕から顔までくらいの距離です。抱っこする時に良く観察してみると分かりますが、お子さんはぎゅっと抱きしめたり、話しかけたり、歌いかけたりするとお母さんを見つめてくれるでしょう。
お子さんを眠らせる時には仰向けに寝かせ、布団で包み込みすぎないようにし、部屋を温かくし過ぎないようにし、そしてお子さんの眠る場所には柔らかすぎる寝具は置かないようにするのが最も良い方法です。 この大変な時期を乗り越えるためには、手伝いに来てくれる人以外の訪問者を最小限に抑えることが大切です。そして、家事のことは気にしないようにしましょう。
生後3週間
3週間も経つ頃には、睡眠と授乳に何らかのリズムやパターンができ、お子さんの欲するものをある程度は予測できるようになり始めている自分に気がついて驚くことでしょう。生後約3週の新生児は
以前よりも敏感になり、一時間ほどは起きていられるようになりつつあるかもしれません。お子さんはお母さんの顔を覚えていき、お母さんが話しているとじっと見つめ、お母さんの声を聞くと静かになることでしょう。
お母さんに話し掛けられると、嬉しい気持ちの表れとしてかすかに「クックッ」という声を立てるでしょう。こういったかすかな声は言葉の始まりです。お子さんの声がしたら耳を傾け、その声に答えて会話をしてあげると良いです。
むずかる日とそうでない日の差が両極端になります。そうは思えないかもしれませんが、これは確かに発達している証しなのです!神経系が発達していくにつれ、お子さんにとってこの世界はますます面白いものになります。お子さんは、全ての興奮状態から緊張をほぐす必要があるのかもしれません。
頭部を次第に上手に支えられるようになってきます。以前のように極めてひ弱な存在には見えなくなっているかもしれません。しかし、抱き上げる時にはまだしっかりと支えてあげる必要があります。
上半身の力が強くなってきます。うつぶせに寝かせると頭を起こすことができるようになるでしょうが、寝かせる時にはまだ仰向けにしてやる必要があります。
自分の顔の前にある自分の手が動くのをじっと見つめるようになります。まだ自分の手をしっかりとコントロールすることはできないでしょうが、目は非常にうまく動かすことができ、自分の周りにある物体を学んでいきます。
続けて3~4時間は眠るようになります。もしもそれ以上長く眠り続けるようであれば、一度起こして授乳しましょう。
生後2カ月
お母さんはまだハラハラしながらお子さんの世話をしなければいけませんが、睡眠と食事の習慣は次第にある程度は予測できるようなものになってきます。お母さんを見かけると笑顔をふりまき、たくさんの「会話」をし、喜んで体を揺すってくれることでしょう。 お母さんは、次のようなことにも気付くかもしれません。
見知らぬ人といる時よりも両親と一緒にいる時の方が静かになります。
お母さんとその他全ての人のことを、とりわけ授乳の前後に興味深々で覚えていきます。
じっと抱いてあげていれば、自分で頭部をより上手く支えられます。
お母さんの肩の高さの位置で抱っこしてもらう、あるいは腋の下を支えてもらった状態で座るのが好きになります。
うつ伏せにすると、頭を持ち上げ、腕を突っ張ります。頭部の丸みを保ち、また肩を強くするために、起きている時はうつ伏せになる十分な時間を確保してあげるようにしましょう。
はずみでうつ伏せから仰向けにひっくり返ることがあります。
姿勢を正し、長い時間手を開いた状態を保てるようになります。
はずみで自分の手を捉えて掴み、感触を覚えていきます。この頃になると、おもちゃはお子さんの日常にとって必需品のひとつとなります!
新生児の発達の様子について見てきましたが、実は、このころの赤ちゃんの成長にとって大切なのは「触覚」。「触れること」は赤ちゃんにとって、世界を知るための重要な感覚です。そして、赤ちゃんの肌はとってもデリケート。だから肌に触れるものにはぜひこだわってあげましょう。たとえばおむつを例に挙げてみると、単にサイズが合っているだけではなく、肌に負担をかけないか、触れた時の肌触りがいいかどうかをポイントに選んでみるといいでしょう。
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