ひとりじめしたがったら
これ、ボクの!ワタシの!
日ごとに自我が強くなり、自分の意見を言いたい、他の人に自分の希望どおりに動いてほしい、と思うようになってくるこの時期の子ども。特に強くなるのが所有欲です。自分のものや好きなものをひとり占めしたい、誰にも渡したくないという思いのあまり、お友達とケンカして泣いてしまうこともあるでしょう。
「共有」ではなく「順番に使う」
大人はつい「一緒に使いなさい」「貸してあげなさい」などと言ってしまいがちですが、ちょっと待って。誰かと「共有する」ということは、よく考えてみればきわめて抽象的なこと。わがままを通さず、思いやりを持って、他の人に大切なものを渡すなんていうことは、場合によっては大人でも努力のいること。それが2歳の子どもなら、なおさらです。 おもちゃの取り合いになったときは、安易に共有させようとするのではなく、「順番に使う」ことを提案しましょう。そのほうが、小さな子どもにも受け入れやすいはずです。お子さんに「今は○○ちゃんの順番だから、すぐに戻ってくるよ」と説明してあげましょう。よその子と自分の子の間でも公平さを忘れず、お友達にも「順番が終わったら返してね」ときちんと説明してください。
大切なものは・・・
小さな子どもだって、誰にも渡したくない特別なものを持っています。いつも一緒に寝ているぬいぐるみや、買ってもらったばかりの新品のおもちゃ、今夢中になっているおもちゃなど。そういったものは、お友達がきている間はどこかにそっとしまっておいてあげましょう。仲良く遊ぶことばかりを期待せず、お子さんの気持ちを汲んであげることも必要です。
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