生後1歳までの赤ちゃんとの遊び
赤ちゃんと一緒に遊ぶのは楽しいですね。ママやパパと遊ぶことを通じて、赤ちゃんはたくさん学び、成長していきます。どんなに単純な遊びでも、遊びは赤ちゃんの感覚を刺激し、色々なスキルを身につけることを促してくれます。生後1歳の赤ちゃんとの遊びのアイデアをまとめました。
新生児から生後6ヵ月までの遊び
生後6ヵ月 の赤ちゃんに理想的な遊びのアイデアを紹介します。
1. スマイル遊び:生後2ヵ月ぐらいになると、赤ちゃんが笑うように なります。スマイル遊びを試してみましょう。やり方は簡単。赤ちゃんに笑いかけて、赤ちゃんが笑い返してくれるのを待つだけ。しかめっ面や面白い顔をして、赤ちゃんを笑わせましょう。
2. モノマネ遊び:赤ちゃんに近づいて、赤ちゃんの顔の表情や動きを真似してみましょう。赤ちゃんもすぐに真似をするようになりますよ。例えば、舌をベーっと外に出してみましょう。赤ちゃんも真似をしてくれるでしょうか?
3. あてっこ遊び: おもちゃや安全な台所用品を手に取り、赤ちゃんに見せましょう。形、色、素材などを説明してあげてください。プヨプヨボールなどの珍しい素材を赤ちゃんに触ってもらってもいいでしょう。色々な素材があることを赤ちゃんに教えてあげましょう。
4. 手を叩いて遊ぼう:赤ちゃんが楽しそうにしていたら、一緒に手を叩きましょう。リズムに合わせて叩くのもいいですね。手を叩いて音を出すと注目されることが判り、ますますヤル気になってくれますよ。
5. 自転車こぎ: おむつ交換をした後、まだ赤ちゃんが仰向けに寝ている時に、自転車こぎ遊びをやってみましょう。自転車をこぐように、足を動かします。
6. コチョコチョ遊び:「いっぽんばし こちょこちょ」と歌いながら、「こちょこちょこちょ」の部分で赤ちゃんの脇の下やお腹をコチョコチョとくすぐりましょう。指が近づいてきたら、コチョコチョされるのが判ってきて赤ちゃんは大興奮!
7. 音を出して遊ぼう:ガラガラなどの音の出るおもちゃを掴み、赤ちゃんの注意を引きます。音を出してみましょう。音の出るおもちゃがお家になければ、ボトルやビンに豆やお米を入れて蓋をきつく締めて代用することも可能です。家で作ったハンドメイドボトルは赤ちゃんには渡さないようにしましょう。
8. シャボン玉遊び:赤ちゃんを膝や バウンサーに座らせ、シャボン玉を吹きましょう。目にシャボン玉が入らないように気をつけて!シャボン玉に赤ちゃんの目が釘付けになること間違いなしです。シャボン玉を追いかけて、捕まえようとするかもしれませんよ。
9. ボール遊び:月齢に合わせて、色々な遊び方ができるのがボール遊び。赤ちゃんに向けて柔らかいボールを転がして、ボールを掴んでもらいましょう。転がしてくれたり、掴んだり、口に持って行って遊んでくれるでしょう。
10. うつぶせ遊び:うつぶせ遊び をすることで、赤ちゃんの首や背中の筋肉が強くなると言う嬉しいメリットがあります。畳や床に広げた毛布の上で赤ちゃんをうつ伏せにしましょう。赤ちゃんはママやパパを見ようと、首を持ち上げるでしょう。シャボン玉を吹いたり、音の出るおもちゃなどを鳴らしたり、人形を見せたりして、興味のある方に赤ちゃんが頭を持ち上げるきっかけを作ってあげましょう。
11. 赤ちゃん体操: ベビージムやプレイジムなどのおもちゃが必要な遊びです。カーペットの上にベビージムを置き、赤ちゃんをその下に仰向けに寝かせます。赤ちゃんはぶら下がっているおもちゃんを叩いたり、掴もうとしたりするでしょう。赤ちゃんの筋肉の強化や運動能力の発達を促す遊びです。
12. 声掛け遊び:ママやパパがやっていることを言葉で赤ちゃんに話してあげましょう。今、おむつを交換していること、服を着せていること、これから散歩に行こうとしていることなど、話してあげましょう。日頃からの声かけが言葉の発達に繋がります。どのような服を着せようとしているのか、ここに足を入れてね、次は手を入れてね、ボタンを留めるね、などとできるだけ具体的に話しかけてあげましょう。
13. 楽しい魚釣り: 赤ちゃんのお気に入りのおもちゃをリボンや紐の先に結び付けましょう。赤ちゃんをうつぶせ遊びの姿勢にして、魚釣りをする時のようにおもちゃを赤ちゃんの前にぶらさげます。うつぶせの姿勢の赤ちゃんに見えるようにボールやおもちゃをゆっくり動かすと、赤ちゃんは夢中で取ろうとするでしょう。赤ちゃんの視覚の発達を促します。また、お気に入りのおもちゃが次々と入れ替わるのを楽しく見るでしょう。魚釣りゲームをしない時は、おもちゃを紐から外しましょう。
14. 声を出して読もう:赤ちゃんに話しかけるのと同じように、絵本を一緒に読むことも言葉や認識力の発達を促します。さらに、赤ちゃんとの絆が深まると言う嬉しいメリットも。赤ちゃんにおススメの絵本 をチェックして、本のレパートリーを増やしていきたいですね。できれば、たくさんの色や形、動物などの大きな絵が描かれたシンプルなお話の本がおススメです。ページをめくるたびに、描かれているものを話してあげましょう。動物についての絵本であれば、動物の泣き声を出したり、動物が何をしているのかも併せて話してあげましょう。
生後6ヵ月から1歳までの赤ちゃんにおススメの遊びは?
生後6ヵ月から生後1歳 の赤ちゃんにおススメの遊びを紹介します。
15. はいはい障害物競争: はいはい ができるようになったら、はいはい障害物競争をやってみましょう。クッション、枕、大きなぬいぐるみ、安全で柔らかいおもちゃを使って、障害物競争のコースづくり。まずはママやパパがはいはいをして、何をやるのかお手本を見せてあげましょう。ゴールには赤ちゃんのお気に入りのおもちゃを置くと、やる気もアップ。安全であれば、どんなコースでも大丈夫。赤ちゃんが体を動かし、楽しんでくれることが大事です。
16. 指人形でのお芝居:指人形を使って、赤ちゃんを楽しませましょう。古い手袋の指の部分を切り、 指に顔を描きましょう。工作用紙やフェルトを使って、指人形も作れます。きっと楽しんで指人形の劇を見てくれるはずです。
17. 鏡遊び:鏡を使う遊びです。自分の顔が見えるように鏡を持たせましょう。鏡の中の顔が自分の顔だと判るかな?笑ってくれるかな?それともびっくりする?鏡の中で見本を見せて、赤ちゃんにも色んな顔をやってもらいましょう。
18. ボールを蹴ってみよう:赤ちゃんはまだ本格的に運動をすることはできませんが、ボールに興味を持ってもらうことはできますね。家でやる時は、赤ちゃんと一緒に床に座りましょう。外にいる時は、一緒に地面に座ります。赤ちゃんの前にボールを置きます。腕の下で赤ちゃんを支えて、赤ちゃんを優しく揺らしてボールを蹴る動きを教えてあげましょう。ボールを蹴ることを覚えて、好きになってくれるでしょう。
19. いないいないばあ遊び:ママやパパの顔を隠して、次の瞬間に「ばあ」とあらわれる遊びです。赤ちゃんは再び現れたママやパパの顔を見て、世界で一番嬉しいことが起こったかのように喜んでくれますよ。おむつ交換 の時に、赤ちゃんの足の裏に隠れたり、パンパースのおむつから顔を出して、いないいないばあをするバージョンも考えられますね。ママやパパの顔が再び現れるのを期待しながら待つ、赤ちゃんにとって楽しい遊びです。
20. かくれんぼ:赤ちゃんに合わせて色んなバリエーションがあります。体をつかったいないいないばあのような遊びだと考えてください。ドアや大きな椅子の後ろに隠れたり、大きなシーツや毛布に隠れてみましょう。そして突然、ママやパパが姿を現します。赤ちゃんはきっと驚いて喜んでくれるはずです。
21. タワーづくり:靴の箱や牛乳パック、シリアルの箱などのきれいな空き箱を使います。楽しく積み上げていくので、軽くて長方形の箱であればOKです。 赤ちゃんと一緒にタワーや城壁を作り、最後に壊しましょう。作るのと同じぐらいに壊すのも楽しんでくるはずです。
22. 手遊び歌:楽しく歌を歌いながら手や体を動かす手遊び歌。簡単な振り付けに合わせ、赤ちゃんの手足を持って、やさしく動かしてあげましょう。
23. 中身ポイポイ:この時期の子どもは、引き出しやかごの中にあるものを取り出して、ポイポイすることがあります。子どもが転倒したり、頭をぶつけたりしないよう、家具の安全対策 に努めましょう。また、危険な物は予め、子どもの手の届かないところに置くようにしましょう。安全なおもちゃ、積み木やぬいぐるみを詰めたかごや箱を用意しておくと、安全ですね。箱や引き出しから出したり、戻してもらったりして遊びましょう。子どもは繰り返すことが好きです。
おわりに
子どもと遊ぶのは楽しいだけでなく、親子の絆を深めたり、赤ちゃんの知的好奇心の発達や運動能力を促すと言う嬉しいメリットがあります。どのような遊びであっても、赤ちゃんや子どもはママやパパとの時間が大好きです。特におもちゃがなくても大丈夫。赤ちゃんを抱っこしたり、くすぐったり。一緒に歌いながら、子どもの手足を動かして、スキンシップを取っていきましょう。
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